玉鬘の初瀬詣で 長谷寺

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物語の舞台
その鬼は夜毎、朱雀門に現れる…勅命を受け追捕に挑む、源氏の弓の名手。身を焦がすような恋に堕ちるとも知らずに…【電子書籍】

『源氏物語』では

源氏物語

22帖「玉鬘たまかずら」では、

筑紫から京へ戻った玉鬘一行が、初瀬詣でに向かいます。

一歩手前の椿市つばいちで休息していると、亡き母夕顔ゆうがおの侍女右近と遭遇し、

やがて、京の光源氏との出逢いに繋がっていきます。

長谷寺とは

奈良の川原寺かわはらでら道明上人どうみょうしょうにんが、天武天皇の病気平癒びょうきへいゆを祈願して作成した銅板法華説相図どうばんほっけせっそうず(国宝)を、

西ノ岡(境内の五重の塔付近の石室)に安置しました。

時代は下って、奈良時代、聖武天皇の勅により徳道上人とくどうしょうにんが、

近江の国高島たかしまの霊木を十一面観世音菩薩像じゅういちめんかんぜおんぼさつぞうにし、境内の東ノ岡に安置します。

以降、その霊験は、唐土(中国)にまで知られるようになり、

『源氏物語』が舞台の平安時代には、貴族から庶民に至るまで観音信仰が盛んとなります。

近江の国の石山寺、京の清水寺とともに三観音として、当時の人々の信仰を集めていました。

詳細事項

長谷寺はせでら

所在地
〒633-0112奈良県桜井市初瀬731-1
電話番号
0744-47-7001
公式URL
https://www.hasedera.or.jp/
参拝時間
8:30~17:00(4月~9月)
9:00~17:00(10月~11月、3月)
9:00~16:30(12月~2月)
※牡丹まつり期間等延長あり
参拝料金
大人、中・高校生:500円 
小学生:250円
団体割引等あり
アクセス
(電車)近鉄大阪線「長谷寺」駅下車、徒歩約15分
(バス)奈良交通:近鉄大阪線「桜井」駅北口2番乗り場から初瀬朝倉台線(桜井市コミュニティバス)吉隠柳口または与喜浦行き「長谷寺参道口」下車、徒歩約10分
駐車場
あり。二輪:200円 普通車:500円 大型バス:2000円
※料金等については変更されている場合がありますので、お出かけの際はお問い合わせください。

位置情報

その鬼は夜毎、朱雀門に現れる…勅命を受け追捕に挑む、源氏の弓の名手。身を焦がすような恋に堕ちるとも知らずに…【電子書籍】

KoGeTu

大阪府出身。卒業後、専攻の王朝文学から長らく遠ざかっていましたが、この度、学びなおしの機会を得て、あらためてその世界に魅了されています。ブログの運営とともに執筆活動も行っています。著作は、平安京を舞台にしたロマンス&サクセスストーリー『衛士の火は燃ゆ』(朱雀門編)があります。

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