六条御息所との別れ 野宮神社

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物語の舞台

『源氏物語』では

源氏物語』10帖『賢木さかき』では、

間もなく、娘の斎宮と共に伊勢へと旅立つ六条御息所ろくじょうのみやすどころに逢うため、

源氏が野宮神社を訪れます。

御簾の下から賢木を差し入れて、変わらぬ愛を示しながらも、別れの挨拶となるのでした。

野宮神社とは

竹林の小径ちくりんのこみちをしばらく行くと、

有名な黒木の鳥居くろきのとりいが見えてきます。野宮神社ののみやじんじゃのシンボルです。

当時、みかどが代わると伊勢神宮に奉仕ほうしする斎宮さいぐうも新たに選ばれました。

斎宮に選ばれるのは、未婚の皇女ひめみこです。

斎宮は、宮中の斎院さいいんと野宮神社と、合わせて約3年みそぎを済ませ、

最後に宮中の「別れのくしの儀」で、帝に挨拶をし、伊勢へと旅立つのでした。

詳細事項

野宮神社ののみやじんじゃ

所在地
〒616-8393京都市右京区嵯峨野宮町1
お問合せ(メールアドレス)
nonomiya@d1.dion.ne.jp
公式URL
http://www.nonomiya.com/
参拝時間
正式参拝、御祈祷は事前にお問い合わせください。
アクセス
(電車)京福電鉄「嵐山」駅下車、徒歩約5分
   JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車、徒歩約15分
   阪急嵐山線「嵐山」駅下車、徒歩約20分
(バス)市バス:28、11、93系統「野々宮」下車、 徒歩約5分
駐車場
なし。近くのコインパーキングをご利用ください。
※料金等については変更されている場合がありますので、お出かけの際はお問い合わせください。

位置情報

     


KoGeTu

大阪市生まれ。大学卒業後、旅行会社の添乗員として訪れた旅先で、古典の舞台に思いを馳せる内に、あらためてその世界に魅了されました。ブログ運営と共に、執筆活動も行っています。著作は、平安時代の検非違使の活躍を描いた小説『衛士の火は燃ゆ』(朱雀門編)があります。

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